Thursday, February 10, 2011

キッチンの荷物が残ってる!!!

昨日,荷物がトラックに積み込まれ,今日は家のそうじ。掃除機をかけて,ぞうきんがけをして,ゴミを捨ててと大忙し。マフィちゃんは広くなった(?)家の中を不思議そうに見ているものの,ボールを追いかけ元気に走っていたのですが,なんか,今はヘンなんです。あまり元気がないようなのでちょっと心配です。ストレスではないかと思っています。ワンコは変化が大嫌いらしいので,ここ数日の家の中でのガタガタ,バタバタがちょっと落ちついた今日,どっと疲れが出たのかもしれません。明日は長旅なので,元気でいてもらわないと困ります。荷物を車に積み込み始めると,また,ものすごくドキドキするのではないかしら?

「いっしょに行くのよ」と言っても彼女のおフトンはトラックの中なんです。うすいキルトはいっしょに行きますが。

なんて,のんきなことを言っていられる間はよかったのですが,大変なことが起きたんです。キッチンのキャビネットをあけたら,その中の食器が見事に全部残っているではありませんか! ごはん茶碗,お味噌汁のお椀,小鉢などさて,どうしてくれよう,全部車に積み込むのはムリかしら,といろいろ荷物の移動を試みた見たけれど,どうも無理そう,ということでUPSで送ることにしました。もちろん,残っている食器の写真は撮りました。最初は文句を言おうと思ったけれど,うーん,あれだけ一生懸命働いていた彼らの姿を思い出すと,言いにくいし,でも,同じミスを繰り返さないためにも,キチンと言っておいたほうがいいかしら,と悩み中。さて,どうしましょう? 彼らを使っている会社が料金を払ってくれるのなら良いのですが,この国では,本人たちのお給料から支払わせることもあるだろうし,と本当にためらいます。

心配になり,他のキャビネット,引き出しなどをあけてみたら,もう一つ,今度は小さい引き出しが一つまるまる中が残っているではありませんか! それもマフィちゃんのフィラリアの薬など,マフィちゃん関係のものが入っている引き出しです。細かいものでしたから,手荷物に入れることができましたが,それでもよけいな時間がかかりました。

皆さん,引っ越しの時はぜひ,業者が帰る前に引き出し,キャビネットなど,全部チェックしましょう


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Wednesday, February 9, 2011

家が空になっていくのはさびしい

引っ越し屋さんが一生懸命荷物を積み込んでいます。どんどん家の中から家具が消え,箱が消え,今,私が座っているテーブルもつまれるでしょう。からになっていく家を見て,とてもセンチメンタルな気持ちになっています。

ここに住んだのはかれこれ4年半。最初は2年から3年,という予定だったのがだらだらと伸びてあっという間に4年半が過ぎていきました。とても日当りが良い家で,サンサンと日が射すキッチンでコーヒーを飲みながらパソコンに向かうのが大好きでした。そして,家は傾斜している土地に立っているので,遥か向こうまで見渡すことができて,朝日がのぼるとき、夕日が沈むとき、満月の夜など,私たちの目をいつも楽しませてくれました。

これは,ナッシュビルの地形の恩恵です。とにかく丘があちらこちらにあるので,道路は上がったり下がったり,うねうねしています。だから雪がふるとこれまた大変なのかも。それでなくても雪になれていない人たちだから。

この家を見つけた時の感激を今でも覚えています。私が家を選ぶ時の条件の一つに「南向き」というのがあるんです。アメリカ人はあまり気にしないようですが,私はキッチン,ファミリールームが南に向いている家が大好き。たまたまこの家は東南にから南にかけてたくさん窓があります。(窓ふき,スクリーンのそうじは大変ですが)

そして,私がこっそり毛糸,生地,を隠しておける小さい小部屋もありました。そこは私だけの部屋。その部屋に入ると,現実ではない世界が広がって。。なんてちょっと大袈裟。

引っ越してきたときには大学4年生だった長男は,とっくに大学を卒業し仕事をしています。高校生だった次男は今年大学を卒業します。いわゆるemptry nest の私たちでしたが,それでも子どもたちの影はありました。その思い出の家から離れるのはやっぱりさびしい。

これから引っ越す家はほとんどと言って良いくらい私の主人,そして大切なマフィンとの生活になるでしょう。さて,どういう暮らしになるか,また,このブログのタイトルも変えなくては,と感慨にふけっているところです


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Tuesday, February 8, 2011

いよいよ引っ越しです

今,引っ越しの業者さんが3人来ています。前回の引っ越しのときに比べて,やることの早さと態度のていねいさにびっくり驚いているところ。同じ会社を使っているのに,どうしてこんなにも違うのだろう。これは,会社というより個人の技量だから,もし,次に引っ越しをすることがあったら,この会社のこの人たちのクルー,としっかり指名したほうが良いらしいですね。

前もってある程度荷物はまとめておいたものの、食器類は全部おまかせするつもりですし,家具類はもちろん何もできません。ということで,私は今,キッチンテーブルに座ってやることなくて「ヒマだ〜」というところ。ときどき「これはどこに行くの?」 「これももって行くの?」 という質問に答えるくらい。まとめた箱たちには新しい家のどの部屋に行くかを指示した紙を貼付けておいたので,それほど質問がくることもないし。

今,キッチンをかたづけてくれているおじちゃんが「コーヒーは明日の朝も飲みたいだろうから,まだしまわないよ。」と言ってくれたので,「よろしくお願いします」と頭を下げたくなりました。(そう,明日,トラックが出ます)今晩も家で眠れるようにベッドは明日の朝に梱包です。そして,あちらの家に行ってすぐに使えるように,シーツ,タオルを入れた箱は別に印を付けてくれます。

ヘッドの男性が「ここにあるプラントはもって行くの?」と聞くので,「ぜひ,もって行きたい。おいていかれたら悲しむに違いないでしょ」といったら,すかさず,一つのプラントを指差して「このプラント,死にそうだよ,これでおいていったらすぐ死ぬね」ですって。あまり水をあげたら,トラックの中で困るかなぁ,と水を控えておいた,私の気持ちも知らないで。でも,確かにぐったりしている。。

それにしても食器が多い我が家のキッチン,箱詰めにもう嫌気がさしているだろうなぁ。和食器があるからどうしても量が増えるんですよ。土鍋とかありますしね。あはは。

引っ越し業者の方たち,とってもお給料が低いと聞きました。こんなに一生懸命パックして,それをトラックに積み込んで,12時間近く運転して,また積み降ろして,本当にご苦労様です。18wheeler で来ているので,ランチは注文を取って私たちが買いに行きます。あんなトラックをころがしてランチしにいきたくないだろうし。おやつのドーナツも必要かもしれない。そして,夜には少しですがチップを渡します。バーチャルな感覚では絶対にできないであろうこの仕事をしている彼らはすごい。プロフェッショナルは誰でもスゴいんですよね。


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Monday, January 31, 2011

となりの男性のバッグがひったくられた

これはクリスマスイブの話。クリスマスイブは家族で過ごす人が多いせいか,シカゴのダウンタウンも,電車も閑散としていました。

次男とダウンタウンから電車に乗り,長男の家にと向かった時のことでした。だんだんと乗客の数も少なくなり,中にはウィスキーを飲みながらほろ酔い気分のおじいさんも見える中,突然,右,左,2人がけのまん中の通路に黒人男性が立ちました。席はたくさん空いているのに,どうしてこんなところに立っているのだろう,と,私は窓際に座っていましたしあまり気にもしませんでした。

電車が駅に停車し,発車する直前のこと,通路に立っていた男性が通路を隔てて向こう側に座っている男性のバッグをわしづかみにしたかと思うとそのままドアから飛び降りるではないですか。私たちはまったく何がおこったのかもわからずあっけにとられていると,とられた男性も

"Sir!" と言いながらものすごい勢いで閉じかけるドアをくぐり抜けホームを走ります。かばんをひったくった男性はとっくに階段を下りはじめていましたが,発車した電車の中に残された私たちはみな,顔を見合わせ,変な興奮が漂っていました。私も,次男も,何だか夢を見たような気持ちでした。それでも胸はドキドキしてきましたし,私は,もし次男が一緒でいなかったら,私がひったくりの犠牲者になっていたかもしれない,と考えたりしてますます怖くなってしまったんです。

長男からよく、電車の発車寸前に携帯を盗まれる人が多いから,携帯電話をむやみにさわったりしていないように,と注意は受けていましたが,まさかバッグのひったくりとは。たまたまのことだったのでしょうが,でも,注意をするにこしたことはありませんからね。皆さん,ぜひ気をつけましょう。(でも,何を気をつけたら良いのだろう? あまりきれいな格好をしない? ハンドバッグは肩からたすきがけにする? さいふなどをむやみやたらに出さない? 神経質と思われても,それくらい気をつけた方がよいのかもしれません)


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