Sunday, August 29, 2010

リトルリーグ,日本,チャチャチャ、そして優勝おめでとう

今,テレビではリトルリーグのワールドシリーズをやっています.日本対ハワイ.

昨日の日本と台湾の試合はドキドキしました.やっぱり日本には勝ってほしいですが,そうはいってもピッチャーの少年が一人でマウンドに上がり「一球」で試合の勝敗が決まってしまうのを見るのは辛いおもいがあります.本人たちは自分が望んで野球をしているのでしょうが,ここ,アメリカでは親の方が夢中になってしまう事件がいくつも起きているので,どうもこういう試合を見るときに複雑な気持ちになるのです.

自分の子供が試合に出してもらえない親がコーチに暴力を振るう,審判のコールが気に入らないと,飛び出していって、また暴力をふるう親,たとえ手は挙げなくても言葉の暴力に耐えているコーチは数しれないと思います.どうしてここまで親たちが夢中になってしまうのでしょう.夢中を超えて「狂気」に思えることすらあるんです.逆に,子供の方が冷静だったりしてね.親たちのそういう態度を見て子供たちは何を考えるのでしょう? その親たちの姿を真似ていくのか,それとも反面教師にするのか..わかりません.

アメリカのスポーツ社会で動くお金の額といったら私たちの想像を超えます.高校生,大学生というまだまだ若い学生たちの青田刈りはもちろん,熟年プレーヤーの年俸,移籍金など「どうして?」と思っているアメリカ人だて少なくありません.どうしてここまでスポーツ選手がもてはやされるのか? 価値を見いだすのか? 気合いが入るのか...? 誰か教えてください.

一生懸命プレーして,チームメートを声の限りに応援する子供たち,親の欲目から,そして自分勝手さからスポーツのフェア精神を奪っていく親たち,この対象的な姿はテレビの中では見たくありません.

それにしても,アメリカはアメリカチームの中で選抜し,それ以外のチームはそれ以外で選抜.そして勝ち残った1チームずつが対戦するのをなぜ「ワールドシリーズ」と呼ぶのでしょう? あまりに偏りすぎな「名前」.場所的なもの、金銭的な問題などいろいろあるのだろうけれど,もう少し,勝ち残った8チームを対等に戦わせ,その1位,2位が戦うものをぜひ,ワールドシリーズと呼んでほしいものです.ちょっと,この辺にアメリカの「自分たちは強い」精神が見えてイヤです.せめて,決勝を「日本 対 ハワイ」ではなくて「日本 対 アメリカ」にすればいいのに.だって,ハワイはアメリカ代表なのですから..

最後に,日本チーム,優勝おめでとう.よくがんばったね.そして,フェアに戦った君たちに拍手!


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Friday, August 27, 2010

日本へのおみやげ、日本からのおみやげ

日本に行くときにいつも悩むのが,おみやげ.もう,そうたくさんは持っていきません,それでも何か持って行きたいと思うのですが,なかなか良いものがない...日本の方が良いものはたくさんあるし,だいたい made in U.S.A なんてものがほとんどないのですからね.結局実用的でかわいいペーパータオル,ちいさいキッチン用具,タオル,そういうものが自然に多くなります.Verra Bradley の小物も喜ばれるので、それをいくつか買うこともあります.

あとは手作りのものかなぁ.ディッシュクロスを編んだり,冬に近くなったら手編みのソックス,スカーフを作って持っていくと喜ばれます.でも,アメリカとは全然関係ないですよね.若いときにはマニュキュア,アイシャドウ、リップグロスなんで化粧品を頼まれましたが,それもありません.クレージーソルトを頼まれたこともあったかな.

そして,日本から帰る時...本やら台所用品やら,乾物,お茶などでスーツケースはいつもパンパン.いただいたおせんべい,クッキー,和菓子がものすごい体積を取っってしまうことが多々あり,そういう時は入りきらなくなった他のものを見て恨めしく思うんですよ.せっかくいただいたものは持って返りたいし,かといってスーツケースをもう一つ増やして別料金を支払うのはくやしいし.

ということで最近していること.特大のタッパウェアーを行くときにおみやげのタオルなどを入れて持っていくんです.空になったタッパーにいただきものを包装も解いて,箱から出してバラに入れます.家で食べるのですから箱なんていらないんですよ.タッパーに入れておけばこわれることもないでしょ? これ,いいですよ.

実は,私,もう一つ大きいタッパーを持っていきます.それにはペーストリーや,ドーナツを入れてくるんです.日本のケーキ,パン,ドーナツ,おいしいので,この時とばかり持って帰ります.税関でもきちんと申告しますよ.「お菓子,ペーストリー,チョコレート」とかってね.お肉が入っているパンは持って帰りません.最近,税関がすごくうるさいので、気をつけます.特にシアトル.シアトル乗り換えの方は要注意ですよ.


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Monday, August 23, 2010

いよいよはじまるフットボールシーズン

まだまだプレシーズンだというのに,こんばんはテネシータイタンズの試合ということで,メディアを含めて住民は大騒ぎ.昨日の夜のニュースから

「明日は従業員の駐車場には車はとめてはいけない」

「この通りは混み合うから避けた方がよい」

「スポーツ用品店はジャージーを購入するファンでにぎわっている」

なんてすごいですね.プレシーズンなのに,しかもこの暑さの中でしょ.(ま,今晩はかなり気温も下がり気持ちのよい夜ですけれど)実際のシーズンが始まる前に選手たちが疲れてしまうのではない? と無駄な心配をしています.

ジャージーの売れ行きはなかなか好調のようですよ.偽物らしきものも出回っていますが,きちんとものを買おうとしたら100ドルは超えます.偽物ではなく,そこまで高くないものは70ドルくらいで買えるようですが,それを自分と奥さんに買っている人とか見ると「オー!」とつい感激の声を上げてしまいます.

それだけ自分が応援するチーム,選手がいる人がちょっとうらやましいですね.私も応援しているチームもありますし,大好きな選手もいますが,しかし,彼のチームのジャージーを着て歩くのはなぜか気が引けます.別にこの辺のチームの人にいじめられるわけじゃないんですけれどね.そこまでのめり込めない,というのが本音ですね.これはフットボールに限りません.好きなスポーツはいくつかあるけれど,どれも夢中にはなれないんですよ.

サッカーのワールドカップもしっかり見ていましたけれどね.熱狂する応援団を見てうらやましいな,と思う反面,「どうして?」と冷めた目で見てしまう私も共存しています.

とは言いながら,実際のシーズンが始まると日曜日はテレビの前で過ごすことになります.試合と試合のあいだに買い物にいったり,ご飯の用意をして,自分の好きなチームの試合は見逃しません.(そう,ロゴ付きのTシャツは数枚持っていました.(汗))

さて,皆さんもこれから始まるNFL応援するのでしょうか?

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Friday, August 20, 2010

デッキの工事,どうしてそんなに値段が違うわけ?

我が家のデッキ,老巧化に耐えきれず,また毎日,強い日差しにさらされて板が割れて来たり釘があがって来てしまったりで修理をしなくてはならない状態になりました.しかし,概算をもらうとすごい額だったのでこれはダメだ.とりあえず手すりを修理しましょう.ということになり、今,外でガーガーと木を切ったり,ゴンゴンとトンカチ,そして電気ドリルの音がしています.

しかし、人間というのは悲しいもので,一つ新しくすると,古いものが目についてしまうんです.デッキは2階にあるので,階段を上らなくてはなりません.その階段も同じように板が傷んでいるんですよ.(しゃれじゃありません).それも直したいなぁ... ついでだから値段を聞いてみようかな,とおじさんに,

「ね,ね,概算でいいんだけれど,階段も直したらいくらかかる?」
うーん,と階段の板の寸法を測り,電卓たたきながら 「だいたい1000ドルくらいかな.」
「えー,そんなに高いの〜.考えるわ.」と見栄をはって部屋に入りました.15分くらいしてトントン,とノックの音.
「今,本部に電話してみたら1600ドルだって.どうする?」
「冗談じゃございません.1600ドルなんて払いたくありません(いえ、払えません)」
「いくらなら考える?」
「そうね,どんなにがんばっても1000ドルが限度」というと,
「わかった」と彼.

するとまた10分くらいして,トントン.
「960ドルにするからどう?」 彼は下請けなんですよ.彼も,本部というか彼を雇っている会社も取り分を減らしてのこの数字のようですが,彼も「仕事がほしいから」と言っていました.しかし,1600ドルから一転して960ドルに落ちるなんていったい値段なんてあってないようなもの.でも,安いからといって、板の質を落とされたら大変.素人はその辺が悲しいところで板の違いなんてわかりません..

1600ドルに比べたら960ドルは安いように聞こえるけれど,でも960ドルという額は半端なものじゃない.さて,どうしよう.週末の間また悩まなくちゃダメかしら?

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Thursday, August 19, 2010

Inception を見ました

今日,Inception を見に行きました.Leonardo Dicaprioはあまり得意な俳優ではないので,見るのを伸ばし伸ばしにしていました.これは見た人によってひどく印象が違うらしく,「すごくよかった」という人と「全然わからなかった」という両極端の意見を耳にしていました.

「集中してみるように」という注意を受けながら劇場に到着.もう公開されてから時間がたっているのでとてもすいていてゆっくり見ることができました.渡辺謙さんの声がしょっぱなからスクリーンにひびきます.うーん,いつも思うけれど,この人はいい声している.渡辺謙さんといえば,NHKのあさの連ドラに出演してから人気が出たんですよね.タイトルは忘れましたが,私もよく見ていた覚えがあります.それはおいておいて...

確かにしっかり見ていないと途中で話のつじつまが合わなくなり,理解が苦しくなる映画かもしれません.でも,それだけに力を入れてい見ていた私にとっては非常におもしろい映画でした.メインのテーマにLeonardo Dicaprioの過去が絡まっていてよけいに話が複雑,勝目を話せないものにしています.映画を見終わってみて,いくつか疑問点もあったのですが,それは前に1度見ている次男に説明をしてもらい,さらに納得.ただ見て、「よかったね,」「おもしろかったね」で、すんでしまう映画ではありません.なんていうんでしょう,内容を思い出して反芻するとでも言いましょうか..私ももう一度見たいです.

それにしてもこれだけ重厚なストーリーを組み立てる制作側の頭の中がのぞいてみたい.作りながら加えたり練ったりしていたのでしょうね.今度は,Nanny Mcphee Returns を見に行こうと思っています

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Wednesday, August 18, 2010

夏休みの宿題がない? うそでしょ?

アメリカの学校の新学期は皆様,ご存知のように9月です.と書いて,いや,訂正しなくては,と思いました.ナッシュビルの公立は8月の2週めからもう始まっているんです.ただ,今年は異常の暑さのためにスポーツの練習が取りやめになったり,クーラーがない学校はまた、少しお休み,という措置もとられました.連日35度を超える暑さですからね.仕方がありません.

「夏休みが長過ぎるために前年に勉強したことを生徒たちが忘れてしまう」
「忘れてしまったことを取り戻さなくてはならず,復習にまず1ヶ月は必要だから新しいことを導入できない」

といった不安,不満が教師の中から出ています.

確かに3ヶ月の夏休みは長いですね..しかも学年と学年の間だからこれといって宿題も出ませんし.でも,復習のドリルくらいあったってよいのにね.私の子供たちが通った中学,高校では夏休みの間に4,5冊の本をよむことが必ず宿題になっていました.そして低学年のうちはそれに関する工作とかの宿題,そして学年が上がるにつれて,レポート,テスト,とかなり厳しい挑戦が新学期にありましたからまじめに読まざるおえませんでした.読まなくてはならない本も,日本でいう「夏休み推薦図書」のようなものから選ぶこともできました.本をよむことはとても大切なことですから,たとえ他の宿題がなくても,これで結構,勉強の勘をなくさずにいられたと思います.

しかし,この辺りの公立ではそれもないと言います.オーストラリアから引っ越して来て今度11年生になる女子高生に

「サマーリーディング,終った? 何かおもしろい本読んだ?」と聞いたら,
「サマーリーディングなんてないわよ.私も驚いたの.」ですって.

これでいて,テネシー州の教育レベルが低下しているとか,皆で協力してレベルをあげなくてはならないと言っているのですから...他にもいろいろ問題があるのはわかるんですよ.貧困とか,家庭の問題とか.でもね,小さいときに勉強する癖,というのかな,習慣をつけておかないと将来,もっと大変な想いをするのは子供たちなのに,といつも思います.そして,それを見守ってあげるのも大人の役目.

問題だ,問題だ,と騒ぐだけであまり根本の原因について話し合われていないのですよ.これじゃ教育レベルをあげることは難しい...

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Tuesday, August 17, 2010

アメリカの洋服サイズにはご注意を.ぜひ試着を

ナッシュビルに住んでいると,まわりが大型の方が多いので,どうも自分の身体のサイズに体する観念が変わってしまいます.もともと私は日本人にしては大きい方なので(たて、横ともに)、ここにいてもあまり違和感はありません.しかし,行く場所場所によって身体の大きさに地域性があるのを見ると,ここの体型に慣れてはいけない,といつも思うんです.

南部は肥満の人が多いです.これは肉系を中心に食べる食生活から来るものと思われます.それと車でなくては移動ができない,という事実もあるでしょう.電車の駅まで歩いて,電車に乗って目的地まで歩いて,なんていうことを生まれてこのかたしたことがない人もたくさんいます.しかも駐車場では店の入り口の近い場所に止めたい車がうろうろしています.身体が重くてそのために足,腰が痛くなり,そのためにできるだけ歩きたくないのか,それとも,足,腰が痛いのが最初で動かないうちに身体が重くなってしまったのか,よくわかりませんが,どちらにしても,駐車場争いを見ていると,

「もう少し歩いてもいいんじゃない?」
「足がそのうちに退化しちゃうよ」と言いたくなります.

脂肪分が高い料理をたくさん食べて、動かなかったら体重が増えるのは目に見えること.その原因を取り除かずしてどうしてやせられるというのでしょうね.

タイトルから話がずれてしまいましたが,ということでアメリカ人の体型は変わっています.しかしですよ、サイズの数字が大きくなると消費者はどうしても買う気をそがれるようです.今まで自分はサイズ8だったのに,サイズ12を買わなくてはいけない,となると,確かにちょっと買い物も楽しくなくなるかも...ということで考えたのが,今までのサイズ8を従来のサイズ12の大きさに作り替えてしまうんですよ.自分は太ったけれど,洋服も太っちゃったから大丈夫.サイズは変わりません.

ということで,もし久しぶりにアメリカで買い物をなさる方は試着することをお勧めします.今まで着ていたサイズがそのまま合うとは限りませんし,さらにメーカーによって同じサイズでもかなり違うんです.私はだいたいサイズ2ですが,あるブランドはサイズ0でも大きいですし,また,あるブランドではサイズ6がぴったりです.XSだってあてになりません.先日試着したさいずXSのパンツはブカブカでした.これって,本当に困るんです.もう少し統一してもらわないと.なんて偉そうなことを言ってもあまり買い物に行かないから私がぶつぶつ言ったところで流通業界はびくともしないでしょうが.

その点、靴のサイズはあまり変わっていないように思います.横幅とかありますからもちろんはいてみて買うことをお勧めしますけれどね.せっかく買ったのにサイズがあわなくてくやしい想いをするのもイヤじゃないですか.

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Sunday, August 15, 2010

アヒルレース at Chicago

シカゴの川沿いをミシガンアベニューに向かって散歩していたらやけに川沿いにカメラを構えた人がたくさんいるので,物見高く「なんだ、なんだ」と行ってみたら橋があがりはじめました.大きい帆船でも通るのかしら,と思いきや,片側の橋は上がらずトラックがバック始めました.暑いし,人はますます集まってくるし,「どうしよう」と思っていると今度は川をめぐる観覧船,ウォータータクシーも通行止めになりました.するとです.バックして来たトラックの荷台があがり,たくさんの黄色いアヒルちゃんがシカゴリバーに放流(?)されたではありませんか.



これはシカゴリバーのダックレースのアヒルちゃんでした.ゴムのアヒルは前もって一つ5ドル,6つで25ドルで買うことができました.そしてその収益はスペシャルオリンピックのトレーニングのために使われるそうです.また,1位から8位に入ったアヒルを購入した人には賞品も出るんですって.どうやって買った人とアヒルをマッチさせるのかよくわからないのですが,番号でも売ってあるのかしら?

このアヒルたちはプカプカ楽しそうに浮かんでいるのですが,それだけではあまりおもしろくないのでしょう.警察かな? の小さい船が放水をしてアヒルたちを後ろから押す感じで前に進めさせます.


遠くからみるとなんかよくわからないのですが,近くからみるとこうなります.アヒルちゃんたちは皆,サングラスをかけてやけにかわいいんですよ.くちばしの色が微妙に違うんです.どうしてかなぁ.ちょっと粋なイベントでした.


川の上を波に揺られて進むアヒルちゃんたち,気持ち良さそうでした.それに比べて炎天下のなか、汗水たらして上から見ていた私たちは,その上から見たらあまり気持ち良さそうではなかったかも...


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Saturday, August 14, 2010

車での走行距離、今年は今のところ約8300キロ

我が家が住んでいる場所は鉄道網から離れていますし,国の面積が巨大なこともあって移動は飛行機か車.行く場所,目的によって決めます.荷物が多い時、飛行機の便が悪いとき,あと航空運賃があまりに高いときには車...なので車の方が多いかなぁ..

今年はシカゴを3往復しました.家からシカゴまでは片道約500マイル.それから,遠出をしたのは...次男の大学の試合がピッツバーグまであったのでそこも車.約600マイル弱.試合の時は負けたら帰るので、飛行機だと変更が大変なんです.変更費が必要になったり席がなかったりして.だから車で行くことが多いですね.この時は帰りにオハイオで寄り道をしたのでもう少し走ったかな? それから別の試合がクリーブランドの近くであったので,これも約500マイルかしら? これらが今年の今までの遠出です.トータルで5200マイル,ということは1マイル1.6キロだから8300キロ走ったことになります.これでも少なくなった方です.一番,走った年は15000キロくらい走ったかなぁ.インターステートの95も65も,どちらも北から南まで走破しています.90%が子供のスポーツ関係でしたね.フロリダのフォートローダーデールからミシガンの上の方がまでも行きましたっけ.

ヒマといえばヒマですね.家からシカゴまでは約8時間.ピッツバーグがもう少しあったかな,クリーブランドも8時間くらいで行きました.シカゴはトイレ休憩とガソリンの補給をするくらいでひたすら走り続けます.途中で見たいような観光地もありませんから,それならシカゴで過ごす時間が多い方がいい.インターステート65をガーッと上に上がってミシガン湖近くを西に走り北上します.しかし,場所によっては途中でちょっと観光,買い物,何てことも楽しみたいので少し寄り道をします.たまたま寄り道をしたところで楽しい思い出ができることも旅の醍醐味ですね.


上の写真はピッツバーグに行った帰りに寄り道をしたLongeburger というバスケット工場の写真です.Longeburger はタッパウェアー,アムウェイのようにパーティーの場所しか購入できない販売方法をとっていますが,ここではほんの一部の商品ですが手に入れることができます.アウトレットもありますので,よろしかったら行ってみてくださいね.バスケット,そしてプラスチックのインナー,そしてかわいい布地のライナー,またしっかりとした木の触感をくれるふたと選べますし,何といっても素材がしっかりしているのが魅力です.ただ,お値段がなかなかよいので、そうたくさんは買えませんでした.でも,私,バスケットが大好きなのでついつい...言い訳はmade in america であること,そして無駄なものは買わなかったことです.ここの本社は少し離れた場所にあるのですが,これもまたバスケットの形をしているのです.道路から見えたときには感激しました.写真を取れなかったのが残念.

車はよくがんばって走っていてくれると思います.ときどき反乱を起こしてwarning つくこともありますが,これといった大きい故障もなく私たちのために走ってくれています.

でも,長距離を走る予定がある時はその前に一応点検してもらった方が安心ですよ.それとガソリンは前もって入れておくこと.まだ大丈夫、と思っているうちに大渋滞に入ってしまうこともありますし,山道に入りろくなガソリンスタンドが見つけられないこともよくありますから.


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Friday, August 13, 2010

日本の本が読みたいーその2

さっき、Mitsuwa と三省堂に行って帰ってきました.戦利品は...読みたくてメモしていった本は全部敗戦.でも、気にはなっていた湊かなえさんという方が書かれた「告白」を買ってきました.これって映画になるんですか? それともなったのかしら? もう浦島太郎子さん状態なので、俳優さんもよくわかりません.松たか子さんは、知ってますよ.

買いたかった本は、松本清張さんの「半生の記」、嵐山光三郎さんの「芭蕉紀行」それから、作者の名前を忘れたのですが名字が有栖川さんの「暗い宿」三球三振でした.あ〜.松本清張さんの本はたくさんあったので大丈夫かな? と期待していたのでがっかり度が高かったですね... でも、「告白」おもしろそうです.

何せ、図書館で借りてきている Paul Austerを読み始めたら止まらない状態なので、これは読みきれずに返却しないとまたペナルティーを支払うはめになります.これはやめたい.

この間はじめて読んだRebecca Brown も、他の本を読んでみたい...シカゴは電車の中で本を読めますが、ナッシュビルはそうはいきません.車を運転しながら本を読んでいたらゴッツンしてしまいますからね.それにしてもテキストしながら車の運転をしている人、多いですね.自分たちはマルチタスキングができているように思っているようですが、信号が青になっても発進しなかったり、うねうね走っていたりで、全然できていない事の方が多いんです.それを教えてあげたい、といつも思います

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日本の本が読みたい.でも高い.

ときどき無性に日本の本が読みたくなる時があるんです、今がちょうどそのとき.夏の間、シカゴに来る事がしばしばあったので、Mitsuwa スーパーマーケットの隣接している三省堂書店に何回も足を運びました.でも、換算レートがどうしてもあまりよくないので、調子に乗って買っているといざ、お金を払う時にショックでクラクラしてしまいそうになります.前もって計算すればよいのですけれどね.

アマゾンで買ってもいいんですが、今のドル対円の換算レートを見ると、今日現在1ドル86.5円なんですよ.ということは例えば865円の文庫本だと10ドルですよね.どうせ頼むならあれもこれもとカートに入れているうちにこれまた大変な額に.レートは変わるものだからしかたがないとはいえ、1ドル120円くらいの時もあったものですから、つい比較して(意味ないんですけれどねぇ)うーん、これは高い、と二の足を踏むわけです.でも、読みたい.でも高い、とこの逡巡が結構また楽しかったりしてね.カートに入れたものを出してみたり別のものを入れてみたり...このドル安、何とかならないものでしょうか? 日本からアメリカへ旅行にいらっしゃる方は嬉しいでしょうが、私たちは嬉しくない...テレビのニュースでアメリカは「国が破産状態」と言っていましたが、それじゃ困るんですよ.なんにしても頭を突っ込みたいこの国が破産状態じゃ.(話がずれました,ごめんなさい)

ただ、こんな事をしていても読む本が増えるわけでもなく単にお買い物を楽しんでいるだけ.これじゃダメなんです.という事で今日、また三省堂に行ってきます.買いたい本のリストを持って.リストは次回のお楽しみにします.前回は小川洋子さんの、「博士の本棚」、山田宗樹さんの「嫌われ松子の一生(上)、穂村弘さんの「ほんとうはちがうんだ日記」を購入.まだ全部読んでいませんが、またナッシュビルに帰ってしまったら日本語の本をなかなか手に入れる事はできなくなるので、ストックします(笑).を私が欲しい本を買える事を願っていて下さいね.

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Wednesday, August 11, 2010

図書館のお話

図書館の利用に励んでいる今日この頃.私が住むナッシュビルの図書館とシカゴの図書館を比べてみました.シカゴのような大都市と比べたらナッシュビルがかわいそうかしら?

シカゴのダウンタウンにある図書館はさすがに大きいですから本の数もはるかにナシュビルより多いです.新しい本はもちろん、同じ本も数冊あって誰かが読んでいても待ち時間が少なくてすみそうです.また、種類もはるかに豊富で私は指をくわえてみるばかり...図書館にいる時って子どもがおもちゃ屋さんにいる時間と同じかもしれません.図書館ではお金を使いませんけれどね.(笑)

また、オーディオCDを比べると、シカゴの図書館にあるCDの方が全然新しい.もちろん古いのもありますよ.でも、ナッシュビルで借りてくるCDって本当に悲しいくらいケースはボロボロ、そして中身もボロボロ...途中で聞こえなくなっちゃうことしばしば.それに比べるとシカゴで借りられるCDは立派.もう脱帽です.

しかしですよ、しかし.一つ発見です.シカゴの図書館で借りていた本、新しかったので借りられる期限が短く2週間だったんです.私それに気づかずナッシュビルに持って帰ってまたシカゴに持ってきたら「期限切れていますよ」と言われて、罰金を払いました.その罰金がなんとなんと1日25セントなんです.びっくり驚きです.だって、ナッシュビルでは一日5セントなんですもの.この違い、すごいですよね.額は小さいけれど5倍です.なるほど、本が新しかったり種類が多いはずです.罰金がこれだけ高いんですもの.(こんなに単純に結びつけてよいものかちょっと疑問ですが、でも一般利用者はこまかいところまでわかりませんので悪しからず) どちらがいいか、と聞かれたらやっぱり罰金が高くてもいいから新しい本がたくさんあったり、種類が豊富な方です.期限は自分で守ればよいことですからね.

そういえば、この間シカゴの図書館で罰金37ドル払っている人を見ました.罰金5セントだと思っていた私はなんて長い間本を借りていたのね、と感心したんですが、25セントだったんですね.納得です

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Tuesday, August 10, 2010

どこにいくにも車

シカゴのような大都市にいると、徒歩でちょっとした用が足せるのが嬉しいです..

「コーヒーが飲みたいな」と思ったら、ナッシュビルの場合、車のエンジンかけてガレージから出して、さて、「さて、どこのスタバに行こうかな?」と考えます.家のすぐ近くに2カ所、少し南に走ったとところにまた2カ所、西に走ったところに1カ所、そして北に走ればまた2カ所あるのですが、コーヒーを飲んでからのどう動くか、というのが思案のしどころ.それによって角を右に曲がるか左にまがるか、インターステートに乗るか乗らないか...

スタバでコーヒー買って、また車を出して、銀行に行って、また車を出して今度はスーパーに行って、さて、ベーカリーに行こうかな、と思うけれどまた車を動かさなくてはならないからそれは面倒くさい...なんて家に帰ってしまいます.車の乗り降り、あまりに頻繁にすると意外に疲れるんですよね.

それがシカゴだと気候の良い時など、コーヒー飲んで、それからすぐそこの本屋さんに行って、スーパーによって帰ろう、なんてやっぱり楽しい.半分お散歩気分ですからね.そうはいっても毎日やっていたら飽きてしまうのかもしれないけれど...それに真冬の厳寒ではね、こんな気軽なこといっていられないでしょうが(笑)

アメリカの郊外はどんどん広がっていきます.それと同時にモール、小さいショッピングセンターも郊外へと広がり、同じような店が並ぶストリップモールもできあがります.どこにいっても同じような風景.でも、一つのモールで全部用事がすむのではないから、点々と移動していかなくてはならない、なんて日常茶飯事.私の家の近所を例にとれば、郵便局、クリーニング屋さん、銀行、スーパー、そしてスタバは全部違うショッピングセンターにあります.一応どれもこれも近いのですがそれでも徒歩は無理.郵便局とクリーニング屋さんは数100メートル離れているだけだから歩けないことはないけれど、歩いている人はいません.あとは車が必要です.

重い荷物があるとき、雨がふる時は「車で良かったぁ」と思うんですから、単なる自分勝手? それとも無い物ねだり?


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スーパーでの人を観察

どこにいてもまわりの人の様子を見るのが私のしゅみの一つ.その人その人のくせ、人となりが出てなかなかおもしろい.

今日はWhole Foods にいたあなた、あなたですよ.

たくさんお買い物をしたあなたはレジに並ぶなり携帯電話で話を始めました.お店の人が袋に荷物をつめてくれている間も、お金を支払う時も携帯電話をあごの下にはさみ、レジの女性には目で合図して...列の後ろに数人の人が並んでいるのにもちろん気がつかずに、袋に買った商品を入れるのも手伝うこともせず、紙袋をダブルバッグにしてもらい...紙袋一杯のカートをきちんと押さずに携帯ではなしているからとなりのレジで支払いを済ませた人のカートが通れずに... ここまでまわりが見えないのもすごい.

そうかと思うと別の男性.

エコバッグを3枚持ち、レジを売ってもらうなりさっさとその袋に品物をしまい、係の人が「僕がやるよ」と言うと「ありがとう」と答え、すばやく支払い、でも、エコバッグ3枚分の30セントはきちんと寄付して、さらにレジの人たちにもう一度「ありがとう」と言ってさわやかに去っていきました.

どちらの人も別に意識しているのではないと思うんですよ.知らず知らずのうちに自分が出ているのでしょう.まわりで注意してくれる人がいるといないとでは人間、動き方が変わってくるかも.

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Monday, August 9, 2010

あなた中国人ですか? 街角での会話

シカゴダウンタウンのスタバでラテを買い、お店の中の冷房があまりにきつくて寒かったので外のベンチで小川洋子さんの「博士の本棚」を読んでいたら、

"Excuse me, ma'm" という声が聞こえましたが、私のことではないだろう、と無視したらもう一度同じ声が.「?」と振り返ると男性が私に話しかけていたのでした.「他の人に話しかけているのか、携帯で話しているんだと思って返事しなかったの.ごめんなさい」と誤ると、

「あなたは中国人ですか?」という質問が来ました.
「いいえ、私は日本人ですよ」と言うと

かれは「ごめんなさい」と日本語で返してくるではないですか.よくよく話してみると、中国語を2年前から勉強しているので中国人らしき人がいたらつかまえて会話の練習をしているそうです.そして日本語はたまたま前に知っている人がいて2、3のあいさつを覚えている、ということでした.

「間違えても全然平気.それより勉強したことを使ってみたい」と何とも見上げたことをおっしゃる男性でした.何だかひとしきりナッシュビルのことやらシカゴの話をしていたのですが、彼が言うに、

「僕はシカゴが嫌いだ.シカゴの人は親切じゃないし、声もかけようとしない.それに比べるとナッシュビルの人たちは気軽に声をかけてくるし、ずっとフレンドリーだ」

でも、今のところシカゴの人がそれほど無愛想だという印象はありません.というよりそういう人はどこにでもいる、と開き直っている部分があるからかもしれない.ナッシュビルだってそういう人たち、必ずいますもの.

ここからは彼の話ですから真実かどうかわかりませんので...

2年前に彼がナッシュビルに親戚を遊びにたずねた時、たまたまカントリーミュージックアワードをやっていた時だったそうです.にぎわうダウンタウンを散歩していたらある女性が

「そのコンバースの靴ステキね.あなた、ナッシュビルの人じゃないわね.どこから?」
「シカゴ」
「せっかく来ているのだからカントリーミュージックアワードをみていくといいわ」と2日間のパスをポンとくれたそうです.それにはアワードのディナー券もついていた...

それなら、とでかけた彼、アワードセレモニーのディナーの席につきました.しかし見まわすとまわりはすべて白人.そうではないのは彼一人だけ.ひどく居心地悪い想いをしているうちにまわりの人が何となく自分の方をみて何か言っているのに気がつきました.すると、ある男性が近づいて来て...

「こんにちは.ディナーはどうですか? (中略) いや、どこかのレコード会社のレーベルを扱う重役の方かと思って...ぜひ、こっちに来て一緒に食べようと皆が言っていますから」といって誘ってくれたんですって.最初、彼は違うことを言われると思い身構えたそうです.でも、それとは全然違うのでホッとするとともに皆の中に溶け込みとても楽しい時間を過ごしたそうです...楽しい思い出を過ごせた場所は好意的に見れますし、その逆もあります.でも、ナッシュビルでのできごとが良い思い出となったのは嬉しいな.

何だか、「あなたは中国人ですか?」という質問から話題が飛びましたが、ちょっと楽しい街角での会話でした.

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Sunday, August 8, 2010

リグレーフィールド

「ナッシュビル」というタイトルがつきながらシカゴの話で申し訳ありません.

今日のシカゴは午前中、強い風と雨に見舞われ8月というのに上着が欲しい気温となりました.シカゴカブスがデーゲームなのでリグレーフィールド近辺は大騒ぎ.お気に入り選手のジャージー、T−シャツを着込んだ人はもちろん、カブスのマークがついた雨合羽、帽子、かさとリグレーフィールドがあるシカゴの電車CTAのレッドラインの駅、アディソンからは電車が着くたびに人がたくさん降りてきました.



野球場近くのグッズを売るお店はもちろん、バーも天候に関係なく人が詰めかけて楽しそうでした.せっかくこのあたりを歩くのなら野球がある日、と決めていたので、天気には恵まれませんでしたがお散歩に行きました.





このあとレイクサイドカフェでブランチを食べるつもりだったのですが、寒かったこともあり(電車は暖房が入りました)、エバンストンまで足を伸ばし、パンケーキを食べることにしました.エバンストンはシカゴ北部にありNorthwestern 大学があることで知られています.レストランのなまえはLe Peep. パンケーキ、ワッフル、フレンチトーストに卵料理、ベーコンかソーセージが選べ、そこにさいの目切りにしたジャガイモを炒めたもの、フルーツなども頼めます.また、オムレツ、サンドイッチなど、メニューは多彩.私はそこのパンケーキが大好き.プレーンも美味しいですが、今気に入っているのがアーモンドとクランベリーを入れたパンケーキ.クランベリーの甘酸っぱさとアーモンドのカリカリした歯触りがとっても好き.ひどくおなかがすいていたせいもありたくさん食べて動けない状態でした.



午後になると太陽が顔を出し気温が上がり、そこに湿度の多さも加わって暑い日になりました.

さて、明日は何しよう?

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ナッシュビルからシカゴへ

シカゴに家族が住んでいるので昨日から1週間シカゴで過ごします.

今回は小さい飛行機(ボンバルディアという機種かな?)でオヘアに飛びました.ナッシュビル空港はひどくすいていてセキュリティーはあいている列が5列、そして私が並んだ列は前に一人いるだけ.だから主人にカーブサイドでおろしてもらってセキュリティーを通るまで5分もかかりませんでした.小さい空港はこういうとき、楽ですね.

さて、ゲートに行ってしばらくするとアナウンスが.

「飛行機はおそらく20分遅れで出発.」 20分ならしかたがないか
「飛行機はもうきます」 もう来ますと言ったもののしばらく来ませんでした.

ということで定刻より30分くらい遅れて離陸.天気はよかったからスムースな飛行でした.シカゴに着いたのがFターミナル.小さい飛行機が到着する空港の「イボ」のようなターミナル.飛行機に昔ながらのタラップがつけられそれを降りて、外をとことこ歩いてターミナルに入ります.家族の者に到着した、と連絡すると、「バッゲージクレーム」にいるから下の階におりて」と言われました.Fターミナルで下におりるとまた飛行機にのってしまうんですよねぇ.第2ターミナルの方に歩いていくと矢印が2方向にわかれ、右に行くとバッゲージクレーム.そして左に行くとユナイテッド航空のバッゲージクレーム.さて、どちらに行こうか、と考えまた連絡.「第2ターミナルのバッゲージクレーム」とくり返され、うーんと悩んだあげくユナイテッド航空の方に歩き出し、階段を下りてばっちり家族に会えました.

オヘア空港は日本に行く時に乗り換えることはあってもほとんど降りない空港なのでちょっとウロウロしてしまいました.普段はサウスウェストでミッドウェイに飛びます.サウスウェストの方が飛行機はボーイング737なのであまり天候に左右されないんです.それに比べてユナイテッドは鉛筆のように細い飛行機で片側一人、もう片側二人がけの時もあるくらいなのですぐに欠航、遅れることしょっちゅう.値段、そして乗り継ぎ便があるかないかでどちらのフライトを選ぶか決めます.

さて、大好きなシカゴの今日の空は曇りがち.雷さんが遠くでゴロゴロと鳴っています.でも、これからレイクサイドのカフェにブランチを食べにいきます.

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Saturday, August 7, 2010

アメリカで第3番目に肥満が多い州,それはテネシー

アメリカではとても肥満が問題になっています.確かに太っている方は多い...だんだん自分の頭の中の「太っている」の定義が変わりつつあるように思ったりして.

アメリカ全体では27%の人というデータもあれば34%の人が肥満,というデータもあります.これは何を基準にするかによって出て来る誤差なのかもしれませんが誤差と呼ぶには大きすぎますね.体重と身長から計算するのでしょうがそれが自己申告だとどうしても数パウンド軽めに申告していると思わざるおえない...BMI を使っているのかな? 私が読んだ記事はそこまでくわしく書いていなかったので..

テネシー州は32.3%の人が肥満だそうです.肥満といってもそれが身体のまわりについているものが脂肪なのか筋肉なのかなど、かなりの個人差があります.タイヤのようなものがついているとそれはきっと脂肪でしょうし、筋骨隆々の人は筋肉なのだろうし.でも,正直言って脂肪かな,と思われる人たちは動きにくそうにしています.膝,腰などの痛み,また糖尿病,心臓病,高血圧といった肥満特有の病気もあるからかもしれません

やせるための薬とか,胃を小さくする手術とかダイエットの本とか,プログラムとか体重を減らそうとする人たちが砂糖にたかるありのように集まる話題は多いのですがそれでも肥満の人の人数の減少があまり見られないというのは、どこかに根深い原因があるからなのでしょう

主人のオフィスでは毎朝,ソーセージビスケットを買って来てくれる人がいるそうです.こんがりやけたビスケットの間にソーセージ,それにグレービーがしっかりかかっている「ごめんなさい,朝からそれはちょっと」と言いたくなるサンドイッチ.これを毎朝食べて,ランチもファーストフード,そして一日中オフィスに座っていたらそれは太るわ.でも,これって南部の食事なんですよね.それまで食べて来たものを急にかえるのはとても困難なこと.それはわかります.ただ,思うに昔の人たちは外で畑仕事,庭仕事など,体力を使うことを毎日していたから高カロリーのものを食べても消費できてたのだと思います.生活様式は変わっているのに同じ食事を続けていては消費しきれないカロリーが身体の中に残ってしまう.これを解消するには食べる量を減らすか,身体を動かすか,二つに一つなのでしょう.

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Friday, August 6, 2010

長寿の犬

これは友人の知り合いの話,ということで話八分に聞いた方がいいかもしれないのですが..
その知り合いの人のワンコちゃん,27才まで生きたんですって.27才ですよ.ちょっとすごくないか,と思うのですが,絶対にないとは私には言い切れないし...ボーダーコリーだそうですよ.犬種がどこまで関係するかもわかりません.でもワンコって15才っていうと「あ,長生きだね」という印象持ちません? さらに,長寿の秘訣があるんですよ.それが,「菜食」 ちょっと笑っちゃいません? だって,ワンコの祖先って狼でしょ? 狼は確か肉食.それなのに菜食で生きていけるのかなぁ? 栄養のバランスが悪くなるとかないのでしょうか?

うちのマフィちゃんのドッグフードを買う時は気を使います.同じブランドのを続けてたベベテいるとそのドッグフードに何か問題があったときにマフィちゃんのお腹に問題が起きてしまうし...と,ドッグフード売り場の前を行ったり来たり,サイトを行ったり来たり.



その友人の奥様がその話を聞いて自分のワンコちゃんのためにクッキーを作ったから,とおすそわけをいただきました.「人間が食べてもよいような材料しか使っていないから,間違って食べても大丈夫だよ.」ですって.


こっちのワンコってピーナッツバターが好きなワンコが多いので、おそらくこのクッキーにもピーナッツバターが入っているだろうな,とピーナッツバタークッキーが好きな私はとても気になります.


マフィちゃんも太ると困るので一日2個と決めてあとは冷蔵庫に入れてつぎの日のお楽しみにしています.



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Thursday, August 5, 2010

魚の郵便受け

ちょっとかわいいポストを見つけたのでそれを紹介.

普通のポストにきれいな花の絵のようなカバーをかけているのは見かけますが,このようなポストを見るのは珍しい...

ちょっと生々しい...でも,かわいいでしょう? 

手紙を入れる郵便屋さんも最初はきっと戸惑ったと思います.なんか,おそるおそる入れないと手をパクッとかじられそう.しかし,よくできているものです.

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3Dの映画,Despicable me

「Despicable me」(http://en.wikipedia.org/wiki/Despicable_Me)の映画を見てきました.ここのところああいったアニメ系の映画が多いのでちょっとためらいもありましたが,見てよかった.

絵は宮崎駿さんの絵などとは比べ物にならないほど稚拙(意識的なものがあるかもしれないので,この言葉を使ってよいかどうか迷いました)でしたが内容は素晴らしかったですね.ただ,主人公の男性の発音がちょっとどこかの国のアクセントを思わせるものがあり、これも作る側の意図的なものなのか...と思うところもありました.

どんな人でもその人を取り巻く人々によって少しずつだけれど心が変わっていく.家族がいることで心が和むって素晴らしい...このようなメッセージは私たちの心をとても暖かくしてくれます.

時間が合わなかったので3Dでは見ませんでしたが,その方がよかったかも.3Dの映画が多くなるにつれて映画の途中で具合が悪くなる人が増えているそうです.目の焦点を次から次へと移し替えなくてはならず,そのために目のまわりの筋肉が疲れるために頭痛,目の痛み,さらには吐き気を感じる,というのが症状です.どちらかというと船酔いみたいな感じなのかなぁ.そういう症状が出たら3D用のめがねを外し,映画も見ずにしばらく目を休めれば良いんですって.私はコンタクトを入れても目のまわりの筋肉が疲れることがあるので,3Dは避けた方がよいのかも.90分もがんばれないだろうから.

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Tuesday, August 3, 2010

May I help you?

ダンキンドーナッツでちょっとした失敗をしました.

あまりに暑くてiced latte が飲みたくてダンキンに行ったときのこと.客は誰もいなくてなぜか店員がたくさんいました.一人の店員が私の方に来て

"May I help you?" と言った...と思いました.(私,ドーナツの方に注意を取られていて彼女の方をあまり見ていなかったんです)そこでコーヒーを注文

すると,彼女小さい声でぼそぼそ,私は「?」聞こえなかったのかしらと、また注文.

今度はもう少し大きい声で彼女は「今接客中だから」とイヤホーンを押さえていうではないですか.

「あ,そういうことね.ドライブスルーの注文を取っているんだ.」とやっと納得の私.でも,大きい声で「May I help you?」と言われたら自分に言っているのかしらと客が誤解しても仕方がないと思うのですがどうでしょう? 店員に向かって全身の注意を払っているわけでもないし.ま,別の男の子が出てきてサーブしてくれたから良いんですけれどね.私の方に来たと思った店員さんは単にドライブスルーの客のドーナツを取りにきただけなんです.あ〜,やっかい.でも,iced latte はおいしかったから許してあげました.それにしてもiced latte にバニラとかのフレーバーを入れるのはちょっと我慢ができない.

空港なんかで "Oh, hello. How are you?" なんていう声が聞こえるとつい返事をしてしまいそうになるのも同じこと.みんな,携帯やら,ヘッドセットに向かって話しているんですよね.まわりにいるものとしたらちょっと迷惑ものですが...

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Monday, August 2, 2010

Governor の選挙と移民問題

テネシー州のGovernor, Senate の選挙が数日後にせまっています.テレビはあいもかわらず対立候補者の悪口をいうnegative campaign が次から次へと放送され見ている私たちはうんざりです.negative campaign に対してはアメリカ人ですらよい気持ちを持っていない人が多いようですから,それでもなぜnegative campaignを続けるのかよくわかりません.

さらに,おもしろいことに女性の立候補者は女性の対立候補者を,男性の立候補者は男性の対立候補者をターゲットにして批判します.まるで,定数が女性と男性に別れているようなんです.これだけ男女平等についてうるさい国なのにこういう部分だけを見ていると結局男女を分けているんじゃない,と笑いたくなります.もしかしたらこれも南部だからかもしれませんね.

先日の記事でとりあげたPuffy Muffin で食事をしている時に,赤いポロシャツを着た団体が入ってきました.何だろう?と思って見ていると,立候補者の一人が奥さんを連れて陣営とともにあいさつに入ってきたのです.彼は食事をしている人たちにじゃまをすることを詫びながら名乗りながら握手をして歩きました.そして私たちのテーブルに近づこうとしてちょっとためらったようです.

なぜか? そうです.立候補者がかかげているのは不法移民問題.「テネシー州の非雇用者数が多いのは不法移民が原因だ」という論点を強く打ち出しているからだと思いましたね.レストランの中は,私たちをのぞいて全員白人.私たちのテーブルだけちょっと浮き上がって...最もこういうことは慣れましたから.こんなことでおどおどしていたらここでは生活していくのはなかなか大変です.

でも,さすがに立候補者です.手を差し出して,名前を名乗り,選挙の時には自分に投票してくれるとうれしい,なんてことを言いながら去っていきました.よっぽど

「私たちは合法的な移民だから心配しないで」と言いたかったけれど,グリーンカード保持者の私たちには選挙権がありませんからね.やめておきました.

南部はまだまだ保守的なカラーが強いです.古きアメリカを保っています.これはこれで良いと思うんですよ.自分の国の伝統,習慣を大切にしようとする気持ちは大切ですから.


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Sunday, August 1, 2010

夏の食事の3種の神器

私たちが住む家のまわりにはファーストフードのお店がたくさんあります.全国的なチェーンではマクドナルド,ウェンディーズ,チックオフィレ、タコベル,ピザハット...このあたりのチェーン店ではバックヤードバーガーズ,ジャックインザボックス、ソニックといったところでしょうか.ハンバーガー,フライドポテト,ピザ,サラダ,そのようなものばかりです.

大きい日本食のマーケットもありませんし,この猛暑が続く毎日,あまり脂ぎったものは食べたくありません.ということでつい食卓に上るのが,おそば,うどん,そしてソーメン.この三つを食べるとなると必要なのが,長ネギ,根しょうが,そして大根です.この3つは我が家の3種の神器なのですよ.長ネギは日本であるようなネギは車で10分くらい,しかも普段行く方向と逆方向に走ったところにある小さいJapanese Food Marketか,もう少し遠い,各国の食材をうっている K&S Market に行かないと手に入りません.近所のスーパーにあるのはいわゆる万能ネギですね.根ショウガは意外とどこでも手に入ります.日本食の人気が高まるとともにあちらこちらでも売り出したようです.大根は,やはり上にあげた2軒のお店に行かないと良いものは手に入りません.近所のスーパーにもないことはないのですが、とても細かったりしなびているので,少々遠くてもきちんとした大根を買いに行きます.

本当はミョウガがあるともっと嬉しいのですが,これは手に入りません.前住んでいた家には植えてありましたがここにはありません.だからおあずけです.デッキには三つ葉が植えてあるので,温かいうどんを食べようと思った時にはそれを使います.ゆずも植えてありますが背ばかり伸びているのに実がなりません.葉はとても良いにおいなのですが...




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ナッシュビルで絶対行きたいカフェ,Puffy Muffin ー その1

ここはナッシュビルより少し南に下がったBrentwood というとこにあるベーカリー,カフェです.平日のランチ時はきれいに着飾った高齢の女性たちの集まりからテニス帰りのカジュアルな姿の若い女性たち, 友達同士の楽しいランチなど,いかにも南部という色鮮やかな雰囲気が楽しめる場所です.男性はちょっといづらいかも.でも,週末なら大丈夫.ご夫婦でブランチとか,たくさんいらしていますよ.

私たちは土曜日の朝ごはんに行きました.朝ごはんメニューは意外とどこに行っても同じなんですよね.パンケーキ,ワッフル,フレンチトーストのどれかを選び,ベーコン,ソーセージ,ハムの中から一つ,それから卵をどのように料理してもらうかを決める...ここも似たようなメニューなのですが,例えば,パンケーキブレックファーストだと,ふわふわのパンケーキ3枚,それにベーコンかソーセージを選んで,次にサイドディッシュのメニューから一つを選ぶんです.サイドディッシュにはえーと、覚えているのが,フレッシュフルーツ,卵料理,ポピーシードが入ったパウンドケーキのようなもの(これ,おいしいですよ.サイドにはちょっとふさわしくない気もしますが),フライドポテト,あと,日本のサツマイモに少し似ているお芋がやわらかくなっているものだったかな..もう一つあったような気がしますが思い出せません.私は,ベーコンとスクランブルエッグを頼みました.主人は自分で中身を選んでオムレツを選びました.

ここのオーナーの人はとても太っ腹なんですよ.今日,8月1日から10日間,従業員をアラスカのクルーズに連れて行くのです.もちろん従業員のための料金はオーナーが支払います.不況が続くナッシュビルですが,目標の売り上げ5%増を達することができた報酬,というのかなお礼というのかな,オーナーの心遣いなのでしょう.かといって従業員全員が行けるわけではありません.1週間に少なくとも1日はずっと働き続けてきた人.(夏休みだけのバイトの人とかはダメなんです)また,去年の11月かな? から働いている人,というような条件がつきます.お店のためにずっと働いている人たちを慰労する目的なので,やはりいい加減な気持ちで働いている人たちは対象にならないのでしょう.18年くらい前にも同じような旅行をオーナーは企画し,実行したそうです.自分たちがいっしょうけんめい働いてお店の収益が増えて,それを喜んでくれたオーナーがその喜びを従業員たちと分かち合う,って素晴らしいですね.また,従業員の誕生日にもちょっとしたボーナスが出るそうですよ.これって額ではないでしょう? 気持ちの問題ですからね.

アラスカの旅行まであと何日,と書かれたバナーです

ということで今日から10日間Puffy Muffin はお休みです.おいしい朝ご飯をまた食べにいける頃にはナッシュビルは少し涼しくなっているのでしょうか?
ちなみに,これがウェブサイトです.よろしかったらのぞいてください,というより絶対に行ってみてくださいね

http://www.puffymuffin.com/

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Nashville Star House Tour

ナッシュビルにはカントリーシンガーを始めミュージシャンがたくさん住んでいます.その人たちの家をめぐるツアーバスが毎日走っているので,今日はそれに乗ってみました.私たちが乗ったツアーバスはGray Line Tour.前もって電話をしてピックアップしてほしい場所を伝えておくとその場所に来てくれます.だいたいはホテル,それからダウンタウンのいくつかの決められた場所です.午前と午後の1回ずつ.約3時間から3時間半で,大人一人40ドルです.

Nashville にそびえ立つバットマタワー,実はAT&T 


Martina McBride, Dolly Parton, Alan Jackson, Trace Adkins などの家はその家の真正面を通りますし交通量が少なければその前に数分停止してくれるのでバスの中から写真を取ることも可能.Taylor Swift が住んでいる大きいコンドもしっかり見ることができました.丘の上にあるFaith Hill, Tim McGraw ご夫妻の家は「見えないけれどあの上に大きい家を建ててすんでいるよ」Nicole Kidman, Keith Urbanがすんでいる家はツアーバスを近くまで乗り入れられずに見ることは不可能.その他,Brad Pasley, Kenny Chesney の家の近くもうっそうとした林があったので残念ながらこれもダメ.しかし知っている地域を走ったので,どういう人がだいたいこの辺りに住んでいる,ということはわかりました.

なかなか楽しいツアーだったのですよ.家を見ることだけではなく運転手の人の知識がある話を聞けたのも良かったなぁ.音楽関係の人についての話題はもちろん,その他にナッシュビルに住んでいる著名人の話,会社についての話など,とても研究しているのが手にとるようにわかりました.つねに勉強なんですよね.

Tour bus 


見る側の私たちは楽しみがありますが,見られる側の有名人の人たちはつらいかもしれません.彼らだって普通に生活しているわけですよ.子供だっているわけだし,そっとしておいてほしい部分もあるのだけれど,有名である,ということだけでなんか皆から注目されたり,有名税だと言われたり...どこまで人の生活に土足で踏み込んで良いものか,また,その感じ方は人それぞれだから非常にグレーな部分が多いかもしれません.