Tuesday, August 10, 2010

どこにいくにも車

シカゴのような大都市にいると、徒歩でちょっとした用が足せるのが嬉しいです..

「コーヒーが飲みたいな」と思ったら、ナッシュビルの場合、車のエンジンかけてガレージから出して、さて、「さて、どこのスタバに行こうかな?」と考えます.家のすぐ近くに2カ所、少し南に走ったとところにまた2カ所、西に走ったところに1カ所、そして北に走ればまた2カ所あるのですが、コーヒーを飲んでからのどう動くか、というのが思案のしどころ.それによって角を右に曲がるか左にまがるか、インターステートに乗るか乗らないか...

スタバでコーヒー買って、また車を出して、銀行に行って、また車を出して今度はスーパーに行って、さて、ベーカリーに行こうかな、と思うけれどまた車を動かさなくてはならないからそれは面倒くさい...なんて家に帰ってしまいます.車の乗り降り、あまりに頻繁にすると意外に疲れるんですよね.

それがシカゴだと気候の良い時など、コーヒー飲んで、それからすぐそこの本屋さんに行って、スーパーによって帰ろう、なんてやっぱり楽しい.半分お散歩気分ですからね.そうはいっても毎日やっていたら飽きてしまうのかもしれないけれど...それに真冬の厳寒ではね、こんな気軽なこといっていられないでしょうが(笑)

アメリカの郊外はどんどん広がっていきます.それと同時にモール、小さいショッピングセンターも郊外へと広がり、同じような店が並ぶストリップモールもできあがります.どこにいっても同じような風景.でも、一つのモールで全部用事がすむのではないから、点々と移動していかなくてはならない、なんて日常茶飯事.私の家の近所を例にとれば、郵便局、クリーニング屋さん、銀行、スーパー、そしてスタバは全部違うショッピングセンターにあります.一応どれもこれも近いのですがそれでも徒歩は無理.郵便局とクリーニング屋さんは数100メートル離れているだけだから歩けないことはないけれど、歩いている人はいません.あとは車が必要です.

重い荷物があるとき、雨がふる時は「車で良かったぁ」と思うんですから、単なる自分勝手? それとも無い物ねだり?


にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ南部情報へ
にほんブログ村  ポチッとお願いします

2 comments:

  1. 都会に住むっていいですよね。
    生まれも育ちも都会で、アメリカの郊外に越してからウツ気味になるくらいでした。
    混んだ歩道を歩く、小さなレストランが放つギロスの香り、花屋さんの軒下にある鮮やかな花束、カラフルな帽子にユニークなサングラスのお兄さん、そんな刺激がとても恋しいです。
    都会の人は不親切だと言いますが、私はそんなこと絶対にないと思います、田舎の人の方がかえって排他的で親しくなるのに時間がかかる。

    けど今の田舎で犬を飼って、ガーデニングもして夜の夜中にランドリーできるのもまたひとつの幸福ですわ。
    どこに行っても駐車場は広いし音楽は大きくして聞けるし。

    宝くじでも当てて、田舎と都会に住まいを構えたらいいな。

    ReplyDelete
  2. Keiko さん、私も実は同じ夢を持っています.都会とカントリー.いいですよね.

    私も生まれも育ちも都会です.そしてアメリカの地方、しかし住民たちは都会と思っていた場所で10年暮らし、そして今、ナッシュビルです.ナッシュビルはよいのですが、もう少し奥に入るとやはりひどく保守的で、人種差別もまだまだあるようです.というより外の世界にあまり触れていない、といった方がよいのかもしれません.

    そう、駐車場は広いですね.とても縦列駐車はもうできません.駐車場に頭を入れて二つ分前に出て、車を出す時はバックもしないでそのまま発進.そんな生活です(笑)

    ReplyDelete