Thursday, March 18, 2010

受け身ではダメですね

人生も後半に入ってくると体力の衰えやら脳の減退を感じ,つい受け身になりがち.しかし,受け身でいるとますます脳の細胞が退化,死んで行きそうで怖い気がします.さらにこのようにパソコンに向かって字をタイプしていると漢字も忘れますしね.でも,これって日本人とか,年寄りに限られることではないそうです.アメリカ人の若者たちもメールで短縮の言葉を使ったり,スペルチェックに頼るものだから正しいスペリングを忘れつつあるそうです.テレビから若者をつかまえてちょっと長い言葉のスペルをしてもらっている画像が流れてきました.結構,みんなまじめな顔して真剣にスペルを考え,それが正しいとわかるとガッズポーズをしてかわいかったですよ.

自分から行動を起こさないといけない,といつも思うのですがそれでは何をするか...ナッシュビルも住んでいるとかなり退屈な町なので刺激がありません.この時間の流れに慣れている国民は良いのでしょうが,どうも私には..

少し仕事をしたりブログを書いたり本を読んだりしますが,なかなか刺激がない..でも,待っていたって何も向こうからはやってきません.前回書いたマックストアのone to one もその一環です.新しいことを学ぶのはとても楽しい.彼らもすべてわかっているわけじゃないからいっしょに調べて彼らも知らないことを覚えられたりする興奮がこちらにも伝わってきましたよ.ということで,今日はこれからNumbersという,いわゆる ExcelのMac版ですね.それでちょっと複雑なグラフを作ることに挑戦します.でも,Excel の方がずっといいかもしれない...やっぱりExcelの勉強にしようかな,と心が揺れます.揺れ始めると決められずにまた今日一日が過ぎて行く...これではいけない...

さて,皆さん,何かに挑戦しませんか?

Wednesday, March 17, 2010

Nashville は今日も曇り

どうも,今年の冬は暗い毎日が続いています.もう春のはずなのですが,ナッシュビル特有の空のあの青さがなかなか見えずに何となく気分まで暗くなってしまいます.寒いのもきらいだけれどそれ以上に太陽が見えないのがもっときらいです.なんか気分がくさくさしてしまいます.仕方なく音楽をちょっと大きめにかけて家で仕事をしていました.

でも,途中で目が痛くなったことと.郵便を出さなくてはいけないことに気がつき,よっこらしょと重い腰を上げました.車の中には昨日買ったタンゴのCDがありそれを聞いていたら郵便局だけで家に帰るのがくやしくなり,結局インターステート65を走り,本屋さんに行ってしまいました.読まなくてはいけない本が家にたくさんあるから買ってはいけなかったのですが,前にレビューをよんでいて読みたいな,と思っていた本が75%になっていたので,つい,買ってしまいました.タイトルは「シームストレス」.目が悪いのでハードカバーの方が字が大きくて楽なのですよ.

そういえばバンダービルト大学病院の眼科からコンタクトが来ている,という連絡の電話もありました.取りに行かなくちゃ.

Tuesday, March 16, 2010

Greenhill mallの Apple store

今日,4回目のone to one のセッションに行ってきました.これはマックを買って100ドル払うと1年間,もちろんあいている時間帯ですが,好きなだけマックストア行って,自分が使っているプログラム諸々いろいろ質問ができるシステムです.mac book からmac pro二回かえた時に,このサービスを購入しました.説明してくれる青年たちは非常に親切ですし,なかなか良く知っています.あまり特殊なことを聞くと結局はグーグルしたりしていますけれどね.お気軽に好きなことを質問できる1時間,とても貴重で効率が良い時間を過ごすことができます

非常に楽しいですよ.自分が今まで使っていなかった機能などいろいろ教えてもらえます.彼らは当たり前のように使っているファンクションキーの使い方を教えてもらったり...自分が従来していた方法とは全く別の方法が見つかったり.お互いに発見がいろいろあります.知らないことを恥ずかしいと思いましたが,でもそのままでずっと自分が進歩しませんし,勇気を出して良かったです.

マックに限らずパソコンにはいろいろな機能がついているに関わらず,どうも自分はそのうちのわずかしかつけていないことに不満でしたが少しずつ解消しています.

どうしても英語がネックで,という方,ご一緒しますよ.ぜひメールください

Monday, March 8, 2010

The Oscar そして The Cove

こんにちは.今日のナッシュビルはとてもよい天気.外に出て庭にお花を植えたくなる気温です.昨日のオスカーの話で今朝のニュース番組は持ち切りでした.誰もが想像していたアバターではなくて"The Hurt Locker" が取ったことも話題に花を添えました.そのなかでベストドキュメンタリーに選ばれた"The Cove",これは和歌山県のある市でのイルカ捕獲についての映画でした.映画を撮る側.そして住民側の小競り合い,そしてイルカがどのように処理されているかを描いた映画です.これについて日本側が抗議をした所,ヤフーにいろいろなコメントが寄せられていました.

「日本人は嘘つきで野蛮だから信用しない方がいい」
「イルカをあんな方法で処理するなんて信じられない.日本人の心を疑う」
などという日本のイルカに対する(?)態度に怒りを表す人たち,

そして
「そういう自分たちは日本人がイルカを食べる以上に,牛,豚,鳥を食べているではないか,それはどう説明するのだ」
「他の国の伝統,習慣をこちらのスタンダードで判断することはそれが危険だ」
など,自分たちの考え方について疑問を投げかけるなどいろいろありました.人がそれぞれの意見を持ち表現できることがこの国の人たちの誇りですし,わたしももちろんその権利は必要だと思うので良いのですが,一つ気になったこと...

日本に批判,反感を持つ人たちの多くが第2次世界大戦を持ち出していること.真珠湾攻撃をして来た日本に対してものすごい嫌悪感を抱いているのですよ.真珠湾攻撃で多くの人がなくなったのは非常に残念なことだと思いますが,それではこの国は平和主義か? 何かと言うとすぐ軍隊を送るこの国は自分のそういう態度にはまったく疑問を抱いていません.なぜか? それは「自分の国を守るため」「虐待されている人たちを守るため」という大きなスローガンを持っているからです.そして自分たちのモラルスタンダードにあっていればそれはどの国のモラルスタンダードにも通用すると思っている...「自分たちは正しい」「自分たちが正しいと信じていることは他の国の人もそう思うべきだ」という姿勢が非常に強いです.この国は.

しかし逆に他の国の人たちが同じようなことをしたら

「あなたには関係ないでしょ,アメリカのことには首を突っ込まないで」という姿勢を取る人が多い...

こう言う所にアメリカの真の姿を垣間みてしまいます.もちろん個人の意見です.アメリカ全体の意見ではない.しかし,アメリカ政府を作り上げるのはこういう個人の投票ですから...