Saturday, August 7, 2010

アメリカで第3番目に肥満が多い州,それはテネシー

アメリカではとても肥満が問題になっています.確かに太っている方は多い...だんだん自分の頭の中の「太っている」の定義が変わりつつあるように思ったりして.

アメリカ全体では27%の人というデータもあれば34%の人が肥満,というデータもあります.これは何を基準にするかによって出て来る誤差なのかもしれませんが誤差と呼ぶには大きすぎますね.体重と身長から計算するのでしょうがそれが自己申告だとどうしても数パウンド軽めに申告していると思わざるおえない...BMI を使っているのかな? 私が読んだ記事はそこまでくわしく書いていなかったので..

テネシー州は32.3%の人が肥満だそうです.肥満といってもそれが身体のまわりについているものが脂肪なのか筋肉なのかなど、かなりの個人差があります.タイヤのようなものがついているとそれはきっと脂肪でしょうし、筋骨隆々の人は筋肉なのだろうし.でも,正直言って脂肪かな,と思われる人たちは動きにくそうにしています.膝,腰などの痛み,また糖尿病,心臓病,高血圧といった肥満特有の病気もあるからかもしれません

やせるための薬とか,胃を小さくする手術とかダイエットの本とか,プログラムとか体重を減らそうとする人たちが砂糖にたかるありのように集まる話題は多いのですがそれでも肥満の人の人数の減少があまり見られないというのは、どこかに根深い原因があるからなのでしょう

主人のオフィスでは毎朝,ソーセージビスケットを買って来てくれる人がいるそうです.こんがりやけたビスケットの間にソーセージ,それにグレービーがしっかりかかっている「ごめんなさい,朝からそれはちょっと」と言いたくなるサンドイッチ.これを毎朝食べて,ランチもファーストフード,そして一日中オフィスに座っていたらそれは太るわ.でも,これって南部の食事なんですよね.それまで食べて来たものを急にかえるのはとても困難なこと.それはわかります.ただ,思うに昔の人たちは外で畑仕事,庭仕事など,体力を使うことを毎日していたから高カロリーのものを食べても消費できてたのだと思います.生活様式は変わっているのに同じ食事を続けていては消費しきれないカロリーが身体の中に残ってしまう.これを解消するには食べる量を減らすか,身体を動かすか,二つに一つなのでしょう.

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