Tuesday, September 14, 2010

外から見た日本ーその4,通勤する姿

私は,遊びで日本に来ているので,好きな時間にウラウラしているのですが,それが通勤時間だと,黒っぽい背広に身を包み,書類バッグを持ち,まっすぐに目的地に向かって歩くおとうさんたちの姿でいっぱい。もちろん女性の姿も見えるけれど,若い人たちはたくさんいても,年齢が上がるにつれて見かける数が男性に比べると圧倒てきに少ないですね。若い女性たちはステキな格好で歩いています。

その中の何人が前の晩に残業をして家に帰ったのが終電だったのだろう? とか、おつきあいの飲み会(きっと絶対数は減っているだろうけれど)で無理にお客さんに話を合わせてお追従笑いをしていたのだろう,なんていろいろ考えます。これを30年もやっているお父さん,お母さんは偉い!すごいわ。頭が下がる想い。

「家族のため」と二日酔いの朝も,風邪気味の朝も,おなかが痛い朝も,滅多に休むことなくがんばっているんですよね。アメリカ人のお父さん,お母さんもすごいけれど,とりあえず車の出勤が多いから,あの通勤電車で1時間,1時間半と揺られることはあまりないでしょう。車だと道路の混雑はあっても,自分のスペースは守れるし,好きな音楽を聞きながら,と比較的自分の時間が楽しめます。

こんなお父さんたち,いったい何を楽しみに毎日を生きているのだろう? と,ふと思ってしまいました。

もしかしたら,家では娘に口をきいてもらえないかもしれない,「汚い」と言われているかもしれない。居場所がなくて落ちつかないかもしれない。でも,彼らが毎日,仕事に出かけてお給料をもらってくるから家族がお金の心配をしなくていいんですよね。そういうお父さんたちには,やっぱり感謝をしないといけないよね〜、と思ってしまう私でした。主人もよくがんばっています。たいしたもんだ。


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2 comments:

  1. 東京に住んでいた頃は何とも思わなかったけれど、帰国するたび観察してしまうのがサラリーマン軍団。
    おとうさん、がんばれ!と言いたいですね、どの国でもまだまだ、金銭的なプレッシャーはお父さんの責任。
    楽天でショッピングするたび目につくのが 中年男性
    のクサイ対策シャンプーやら石鹸。 でも、ふとむか~し読んだ人間学の本に娘は父親のニオイを生理的に嫌に思う。(For obvious reasons)という事思い出しました。 だからお父さんが汚い、クサイのは仕方が無いんでしょう。
    お父さんたちが家にたどり着いたとき、おかえりなさい!の一言とおいしい夕飯が待っていることを祈ります。

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  2. Keikoさん、こんにちは。
    お父さんたち、がんばっていますよ。なんか、レールの上を次から次へ通されて進む電車みたい。大変です。
    「汚い」「くさい」という言葉は私は好きではありません。もっともこの暑い夏、汗臭くなってしまう人もたくさんいたでしょうが。
    そんなことに構えない会社の雰囲気とか労働時間とか、もう少し、学生たちも理解できるといいのですが

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