Sunday, September 19, 2010

友達

日本に来て一番楽しい時間は友人たちと過ごす時間。健康状態から、近況、家族のことなど、よくもまぁ、といわれるくらいぺちゃくちゃぺちゃくちゃ、時間が過ぎることも忘れておしゃべりします。主人には電話ですませば? と言われますが、それは無理! 今回は、自由の身(?)なので、好きなだけ友達としゃべって食べられます。

アメリカにも友人はいますが、やはり学生時代を同じ時代に過ごした人とは話題の範囲が違うんです。その時日本で流行っていた歌やら、映画、政治、本などアメリカ人の人とは話せません。だって、

「このビル、昔、日劇だったよね」とアメリカの友人には言えません。(年代が異なる人にも言えませんが)谷啓さんの訃報にしても、クレージーキャッツの話だって、友人となら「小さい時に見に行ったよね」とか「まだ生きているのは犬塚ひろしと桜井センリしかいないんだって」と話が咲くのは同年齢で同じ場所で時間を過ごした人たち。

もちろん新しい友人だって、少し年齢が離れた友人もいますが、それでもどこかで共通項がある人たちなのですよね。主人の友人たちもこの範疇に入ります。彼らと話していると、私が知らない主人の話も聞けてとても楽しい。これはもしかしたら、高齢になってからの楽しみにはとても大切なものなのかもしれません。自分の居場所、とでもいいましょうか? 人間には帰属意識があります。それがかなえられない生活は厳しいものです。

親しい友達とのひと時、大切にしましょう。そして健康にも気をつけて。


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