Thursday, September 16, 2010

外から見た日本ーその6,ランチ事情

ランチ時はサラリーマン,OLさんたちで混み合う町中ですが,いわゆるランチ時間12時〜1時を過ぎても,なぜか混み合っているレストラン。それはおしゃべりを楽しみながら舌鼓をうつ女性たちの軍団(この言葉がぴったり)です。たいてい2人から4人のグループが多く,今日のランチコースを注文し,腰を落ち着け、家族のこと,友人のうわさ話,健康についての不安,最近行ったおいしいレストランの話からカルチャースクールの話と,尽きることない話題に時間が過ぎるのも忘れているのではないか,と思われるほど。(私もときどきその中の一員になるので、よくわかります)

しかし,立派なのが,必ず3時半、4時くらいになると時計を見て

「あ,夕飯の支度しなくちゃ」
「夕飯の買い物しなくちゃ,めんどうくさいわねぇ」と言いながらも,立ち上がり三々五々分かれていくところ.楽しく時間を過ごしていても,やはり家族のことが頭の中にあるんですよ.もしかしたら少し罪の意識があるのかも.自分ばっかりおいしい物食べて,とかね.

それにしてもランチの価格もほんとうに様々.ランチ5000円コースなんて,当たり前のようにメニューに載っていますし(どれくらいの人がそれを注文するかは知りませんよ) ワインを1,2杯,なんて優雅に食事をなさっている方も見かけます.特別なランチなのかもしれませんし,召し上がっている方達が幸せそうに振る舞っているのを見るのは,決して悪くない物です.こちらも,暖かい気分になりますし.

しかし,アメリカで私には5000円のランチなんて考えられませんよ.誰かとランチしたとしてもチップを入れて20ドル払ったらひどく豪華なランチを食べたような気になります.20ドルのランチをアメリカ人が払うかと言うと,これはひどく疑問です.ごく一握りの人をのぞいたら,ランチなんて5ドルくらいですませている人が大部分でしょう.

「日本は不況」と言われていましたが,本当なのかな?


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4 comments:

  1. こんにちは!
    確かに、20ドルのランチは上等ですね。5000円のランチ!?ギャギャー><
    で、でも、たまの贅沢…とか言って私も頼んでしまうかも(苦笑)自分できちんと稼いでいれば、ですけど。専業主婦となり、自分でお金を手にすることがなくなってからすごくケチになりました。それはやはり夫のお金を使っているという意識が強いからです。「そんな風に思わなくても」と言われても、なかなか吹っ切れないものです。日本で、友人と楽しく美味しい時間を過ごせて5000円ならいいかな~。アメリカではディナーであっても出さない額ですけど(苦笑)

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  2. Anonymous さん,こんにちは.
    コメントありがとうございます.ひょっとして?
    5000円のランチ,楽しく食べられたらけっして高くないですよね.「夫のお金を使っている」という意識が強いのですか? その気持ち,わかります.でも,気をつけて.一つ間違えると卑屈になりますから.(笑)
    アメリカではほとんど外食はしません.

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  3. あ、すみません…名無しのゴン助になってました。
    そうそう、卑屈なっちゃいます。ここへ来たばかりの頃は完全になっていました(苦笑)
    で、今は限られた生活と思って、専業主婦に徹しようと思っています。やり過ごし方も覚えてきたので、へへへ。
    たまに紹介されて行った店で、満足して帰ってきても日本食レストラン以外で、二度目はまず無いですね~。
    以上、みいこでした(苦笑)

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  4. 専業主婦といえども仕事はたくさんあるんですよね.また,子育てもありますし.
    食事はやっぱり日本ですね.小さいことから食べなれているということもあるのでしょうが,でも日本もいろいろ変わりました.当然なのでしょうが.同じように自分自身も変わっているんですよね.年も取りました.(笑)

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